2013年11月20日水曜日

2013年11月 鎌倉遺構探索便り ~中旬編


瑞泉寺とその裏山を行く、名付けて「十境ハイキングコース」に行ってきました。以前にこちらの記事でその詳しいコースを紹介しているので興味のある方は見直してみてください。紅葉には少し早かったようですが、鎌倉の山に少しづつ色が彩いていました。瑞泉寺の裏山を金屏山と云い、また、この辺りを紅葉ヶ谷と云います。今もそうかもしれませんが、昔から紅葉で有名な場所だったようです。中でも特に獅子舞と呼ばれるエリアは知る人ぞ知る紅葉のスポットなんだそうです。また、この十境ハイキングコースは自然だけでなく、遺跡が豊富に眠っている場所なので、自然の美しさを満喫するのはイイけどそれだけじゃちょっとなぁ・・という方にもお勧めです。


それではまず瑞泉寺に向かいます。瑞泉寺も紅葉の名所として知られていますが、まだ早かったようです。どちらかと言うと黄葉ですね。

そして裏山を登って、尾根に出たところからの眺めです。瑞泉寺の開山堂跡の真上ぐらいでしょうか。こうして見るとやぱっり紅葉にはまだ早いみたいですね。それにしても季節的に空気が澄んでいますね。ということは・・遠景が期待できそうです。

ハイキングコースを進み一覧亭跡辺りまで来ると・・ やっぱり!見えました富士山!鎌倉~南北朝期のカリスマ夢窓疎石がこの富士山の眺望も計算に加えて瑞泉寺を造営したので、やっぱり富士山が見えないと瑞泉寺を十分に堪能したとは言えませんね。・・感無量です。

そして北条高時が眠っているかもしれない北条首やぐらにもご挨拶。画像は五輪塔、板碑、阿弥陀如来立像が壁面に浮彫されているここのやぐら群中最も豪華なやぐらです。

また、この時期は草木の関係で地形が観察しやすくなっています。藪を掻き分けて行かなくともこんな見事な古道跡が簡単に見れてしまいます。

尾根道の分岐点、お茶屋さんなどがある天園からの景色です。左側奥には鎌倉の街並み、右側奥には富士山が写ってますが分かるでしょうか・・

ここから下山すると獅子舞と呼ばれる紅葉の名所となります。紅葉には未だ少し早かったようですが、逆に、緑と赤の絶妙なコントラストがキレイだと私は思いました。また尾根道がイチョウの落ち葉で黄色い絨毯になっていました。


二階堂に近づいた辺りの切通し路です。この辺りは水源が豊富なためか夏はシダが生い茂っていました。底面が茶色になっているのが分かると思いますが、これは泥とか土ではなく、枯れたシダの葉が一面に敷き詰められているんですよ。

到底登って行けそうもない遠くの断崖絶壁にやぐららしき横穴がありました。こんな所にやぐらがあるなんて資料で見たことがないんですが・・違うんでしょうか。どちらにしろ近づけないので確認しようがありません。

ハイキングコースも終わり永福寺跡到着。確か私が鎌倉に通いはじめた2011年頃から公園として整備されてきたので、そろそろ完成しているのかと思いきや・・中断してるんでしょうか。それともこれで出来上がりなんでしょうか。まさか世界遺産登録落選で整備する予算がなくなったとか・・

ということで、紅葉ヶ谷の紅葉のピークはやっぱり12月ですかね。


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探索期間 2013年11月
記事作成 2013年11月20日

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