2016年6月22日水曜日

久里浜・浦賀史跡めぐり 西浦賀編


三浦氏の怒田城、そして浦賀城へ訪れるため久里浜・浦賀にやってきました。今回はその久里浜・浦賀史跡めぐり、久里浜編に続き西浦賀編をお届けいたいします。

Google map 横須賀市

久里浜で久村、そして怒田城のある吉井に訪れ、真福寺から続く旧道「御林」を抜け西浦賀に到着しました。

御林

浦賀


入江を中央にして形成される浦賀市街地は、海の西側を西浦賀、東側を東浦賀と云います。浦賀は下画像をご覧のとおり、中央に海が入り込んでいるため、東西を行き来するには”ぐるっ”と回っていかなければならないという面白い地形となっています。下地図画像だと東西というより南北といった関係に見えるかもしれませんが、横向きワイドにするため方角を傾けています。

Google map 浦賀
①燈明堂 ②為朝神社 ③船番所跡 ④東福寺 ⑤西叶神社 ⑥浦賀駅 ⑦船守稲荷神社 
⑧八雲神社・津守神社 ⑨乗誓寺 ⑩東叶神社

ちなみに”ぐるっ”と回るのが面倒くさいという方には、浦賀の渡しと云って東西を船で移動できる交通手段があります。しかもこのルート、海の上なのに市道なんだそうです。元々は市が運営していたという事情があるようです。

浦賀の渡し

御林からの旧道


切通しとなっている御林から続く道がそのまま浦賀市街地へとつながっています。道はかなり”くねって”いたりと、旧道の様相を醸し出しており、さらに古めかしい建物がたくさん並んでいました。昔はちょっとした街道だったのでしょうか。

御林から続く道

東福寺


御林を抜け浦賀中心地を目指すとあったのが東福寺。創建は天正十八年(1590)です。それにしても、久里浜久村にあった慈眼院のように随分と急な階段がどこまでも続くような雰囲気です。

東福寺

階段を登ったところにある山門をくぐれば本堂かと思いきや、思った以上に上にあるようです。

山門から見えたまだまだ上にある本堂

ようやく本堂に到着、そしてここまで結構階段を登ったんだからもしかしたら素敵な展望を望めるんじゃないかという期待を裏切らなかった東福寺、素敵・・。浦賀湊が一望できます。

東福寺からの展望

文覚が草庵を結んだ地 西叶神社


東福寺から旧道を進むとあるのが西叶神社。なんと縁起に文覚が登場します。『三浦半島の史跡みち』によれば、文覚が養和元年(1181)に源頼朝の再興を祈って裏の嵐山に草庵を結び、石清水八幡神を勧請したのが始まりと云われています。そして願いが叶ったことから文治二年(1186)に「叶」と改号したとありました。

西叶神社

拝殿の装飾が印象的です。ちなみに文覚が草庵を結んだという裏山には住宅が見えるので何も残されていないようです。残念。それにしても文覚さん、色んな場所で登場しますね。

拝殿の装飾
叶神社の奥の院?から見えた浦賀湊

追記:『叶神社』の記事アップしました。


船番所跡


西叶神社から南下すると船番所跡があります。浦賀はご存じ元祖国際貿易港であったため、奉行所の出先機関が設けられ、船の積荷から乗組員までチェックしていました。湊を挟んだちょうど対面に東側の叶神社、東叶神社が見えます。

船番所跡からの景色
ちょうど対面に東叶神社が見える!

為朝神社


燈明堂跡を目指しさらに南下すると為朝神社なる史跡がありました。為朝は頼朝の叔父で弓の名手です。保元の乱で父為義と共に崇徳上皇方に付き敗戦したため伊豆大島に配流されました。どんな由来があるのかと思ったら、江戸時代に創建されたとあったので、為朝さんとは直接の関係はないようです。

為朝神社

燈明堂跡


浦賀の突端にまで来るとあるのが江戸時代にあった灯台、燈明堂跡です。燈明堂は浦賀港の入口に位置するこの場所で往来する船の標識施設の役割を果たしていました。辺りはキレイな白い砂浜が広がる素敵な岬といった感じで、浦賀城跡の遠景から房総半島まで一望できます。

燈明堂(復元)
向こうに見えるのが浦賀城跡

燈明崎の砂浜は、佐島にある天神島のようなキレイな砂浜です。小さい頃に江の島のおみやげで買った「星の砂」の中身を一面にばらまいているかのような美しさです。それでは次回は”ぐるっ”と回って浦賀の東側へ向かいます。
→『東浦賀編』へ続く

あとがき 見慣れない景色


史跡めぐりは一人でいることが多いので余計なところにまで目がいってしまうことがあります。都内とは顔ぶれの違う見慣れない人たちに違和感を感じて思わず見てしまうのが選挙ポスター。

旧道沿いの商店に貼ってあった自民党演説会のポスター

画像のポスターはドラマに出てきてもおかしくない程の容姿端麗な政治家、小泉進次郎さんと三原じゅん子さんです。それにしても三原さん、wikiで調べたらこう見えても51歳なんだそうです。ちょ~キレイですね。いづれ鎌倉に移り住んで神奈川県民になったら何も考えずに彼女に投票しそうです。



カテゴリー 鎌倉日記
記事作成  2016年6月22日

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