称名寺の桜を見に行ってきました。画像は今月の7日に行ったものです。記事にするのが遅れてしまいました。この日、天気予報では曇りだったはずが移動中に雨が降り始めるという最悪なコンディション。がしかし、現地に着いてみると雨が降り止み晴れ間さえ見えてくるという奇跡的なシチュエーションとなりました。ちなみに称名寺には桜の季節に初めて訪れました。門前だけでなく境内にも多くの桜の木が植えられていてとてもキレイでした。
称名寺は金沢流北条氏の菩提寺です。見所は鎌倉時代に描かれた境内絵図にある苑池・平橋・反橋が再現されている点でしょうか。平安末期の浄土庭園様式です。そして隧道の向こうにある金沢文庫では展示品を見学することができます。
裏山からの景色は何度見ても飽きません。当時はここから見える範囲にある夏島・烏帽子島・野島が海に浮いていました。そして当時、称名寺は殺生禁断権を北条氏から与えられていました。つまり六浦・金沢で漁業(殺生)をする者は称名寺にお布施を払って許可を得なければ漁ができませんでした。これらを踏まえてこの景色を眺めるとまた少し感慨深い風景に見えてきます。
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